静岡市の中心に位置する駿府公園(徳川家康の駿府城祉)に、

歴史的背景を活かし、城郭の大名庭園に見られるような

遊びと楽しさを基調として創られた「紅葉山庭園」と数寄屋造りの

茶室「雲海」そして五畳半の小間「静月庵」が完成しました。

茶室「雲海」の内装の一部や茶道具制作に鳥羽漆芸は

参加しました。


広間庭から入側・広縁へと
誘う踏み石

庭の緑と自然光が
優しく差し込む入側

寄付より広間を望む
開放的な連続間


露地から望む「静月庵」


茶室にあるトイレの床は漆塗りです。

弁柄漆で着色後摺り漆仕上げになっています。

茶室にお越しの時は是非ご覧下さい。

     

 広間の床間の框は

 金剛石目塗独自の砂の石目仕上げです。

 紅葉山庭園は玄関門より「里の庭」・「海の庭」・「山里の庭」そして一番奥が「山の庭」と名づけられた

 四つの違った表情を持った庭構成になっています。

山里の庭

 茶畑に見立てたサツキの畝と

 芝に囲まれた築山は駿河の

 国の象徴富士山。

 紅葉山庭園の中心となり中腹

 の展望台からは庭園全体が

 見渡せます。

■里の庭

■海の庭

 遠くに見える四阿(あずまや)

 周辺が梅や花菖蒲などの花

 の園になっている里の庭です

 手前の州浜・松原周辺が

 伸びやかで悠々とした海の庭

 です。

『展示会情報』へ戻る  

紅葉山庭園・茶室についての詳細(入園・交通等のご案内)は静岡市のHPでご覧下さい

静岡市ホームページ URL http://www.city.shizuoka.shizuoka.jp/momijiyama/index.html